３月２７日 of 震災日報

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死者、行方不明者（２７日現在の朝日新聞まとめ）

• 死者　１０，８０４人
• 安否不明者　１９，０３６人

汚染水１０００mSv／時を超える

福島第一原発２号機のタービン建屋地下にたまった水の表面から、１０００mSv（ミリシーベルト）／時を超える強い放射線量を計測した。これは１００万μSv（マイクロシーベルト）＝１Svということだ。
測定作業ですぐ針が振り切れたため、測定員は測定を中止して退避した。
作業員の被爆線量の上限は２５０mSv／時なので、１時間その場所に留まると４倍の放射線を浴びることになる。
同原発でこれまで測定された線量では最大値だという。
炉内の燃料が崩壊して大量の放射性物質が漏れ出た可能性が高い。

原発周辺の一時帰宅検討

枝野官房長官はNHKの報道番組に出演し、原発事故で避難指示対象地域の住民の一時帰宅を検討する考えを示した。
しかし放射線量を見ながらの検討なので、早期実現は難しそうである。

最大震度４の地震が１回あっただけで、あとは最大震度３以下ばかりだった。

ガソリン不足

市内全てのガソリンスタンドが使えなくなった岩手県陸前高田市で、国の備蓄ガソリンの無料配給があった。市が国に要請し、圏内で初めて実現した。
１人２０リットルまでで、２９日までに４万リットルを配るという。

ドイツの首都ベルリンでは、反原発のデモ行進が行われ、２５万人が参加したという。

イスラエル軍の医師らで構成される医療部隊が夜に成田空港に到着した。宮城県南三陸町で活動するという。

• リビア政府軍、ベンガジで無差別銃撃。多国籍軍は攻撃を継続。