原発事故
３号機から黒煙
夕方、福島第一原発３号機から黒煙が上がった。炎は確認されていない。
３、４号機の建屋内にいた作業員と、放水作業に携わる横浜市消防局と東京消防庁の職員は念のため作業を中断して退避した。
放射線モニタリング値に大きな変化はみられないという。
１号機の炉内温度上がる
１号機の炉内温度が、設計上の最高温度３０２℃を超える約４００℃まで上がったため、未明に給水量を増やした。
正午には炉内の温度は５０℃まで下がったが、炉内の気圧は高まっている。
５号機で冷却ポンプ停止
外部電源による供給が再開された５号機では、１７時２０分に炉心を海水で冷やすためのポンプが停止した。東電によると非常用電源からの切り替えがうまくいかなかったという。ポンプを交換し、２４日に再起動する。
東京都の浄水場で放射性物質検出
東京都は、葛飾区の金町浄水場の水道水から、１kmあたり２１０bq（ベクレル）の放射性ヨウ素を検出したと発表した。
２１に降った雨で、大気中の放射性物質が溶け込んだとみられる。
放射性ヨウ素が甲状腺にたまりやすい乳児の飲み水についての国の基準を２倍以上超えるため、同浄水場から給水している東京２３区と多摩地域の５市を対象に、乳児に水道水を与えることを控えるよう呼びかけた。
都では「基準は長期にわたって飲み続けた場合の健康への影響を考慮して設定されており、代わりの飲み水が確保できない時に一時的に飲むのならば差し支えない」と冷静な対応を求めている。
緊急的対策として、１歳未満の乳児１人につき、水５５０mlのペットボトルを３本、計２４万本配布する。
厚生労働省によると、母親が飲んでも母乳や胎児への影響はなく、入浴などの生活用水にも使えるという。
余震
- ７時１２分、福島県浜通りを震源とする最大震度５強、マグニチュード6.0の地震。
- ７時３６分、福島県浜通りを震源とする最大震度５強、マグニチュード5.8の地震。
- １８時５５分、福島県浜通りを震源とする最大震度５強、マグニチュード4.7の地震。
他にも最大震度３〜４程度の地震が相次いだ。
計画停電
午前中は実施せず。
その他のニュース
- アメリカの女優、エリザベス・テーラーが亡くなった。
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３月２２日
