涙でいっぱい
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ＲＣサクセションの作品ぼくの好きな先生／国立市中区３−１（返事をおくれよ）
１９７２年２月５日／シングル／東芝EXPRESSレーベル
Ａ面
ぼくの好きな先生
作詞／忌野清志郎
作曲／肝沢幅一
編曲／穂口雄右
たばこを吸いながら いつでもつまらなそうに
たばこを吸いながら いつでも部屋に一人
ぼくの好きな先生 ぼくの好きなおじさん
たばこを吸いながら
劣等生のこのぼくに素敵な話をしてくれた
ちっとも先生らしくない
たばこと絵の具のにおいの ぼくの好きなおじさん
RCの初ヒット曲。日野高校の恩師、美術部の顧問で担任だった小林先生のことを歌ったもの。
たとえ恋人に対してでも非常にひねくれた歌が多いこの頃のRCのナンバーとしては、気が抜けるくらい相手に対して素直な内容だ。清志郎がどれほど小林先生に信頼感を抱いていたのかがうかがい知れる。
清志郎はレコード発売後、同日に出たこの曲も入ったアルバムを小林先生のもとに持っていき、「歌のモデルにしてしまって迷惑じゃなかったですか？」と言ったのだという。
Ｂ面
国立市中区3-1（返事をおくれよ）
作詞／忌野清志郎
作曲／肝沢幅一
編曲／穂口雄右
ぼくの手紙はまだ着かないかい？
早くぼくに返事をおくれよ
君が、君が好きさ
わかっておくれよ 返事をおくれよ
「ラブレターの返事をおくれよ」という内容の元気な歌だが、タイトルの住所を調べたところ、チャボが通ってた桐朋学園の住所だった。現在は正確には国立市中３−１。
桐朋に本当に好きな娘がいたのか、それとも当時から仲が良かったチャボにからめたジョークなのか？ もしくはチャボに対する「一緒にやろうぜ！」といった感じのラブコールだったのかも知れない。
