NAUGHTY BO...
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ＲＣサクセションの作品LOVE ME TENDER／SUMMER TIME BLUES
１９８８年８月１５日／シングル／キティレコード
同曲を収録したアルバム「COVERS」とともに東芝ＥＭＩで発禁になり、古巣のキティからリリースしたもの。
原子力発電所の製造も手掛けていた親会社の東芝に気を遣ったのか、それともさらに上のお客である東京電力などの電力会社に気を遣ったのか、それともそれらから圧力がかかったのか。
２０１１年３月１１日の東日本大震災の後、原発村と呼ばれる原発をめぐる裏の癒着構造が広く知られることとなり、RCのCOVERS発売中止事件の実体も見えてきた感がある。
Ａ面
LOVE ME TENDER
作詞・作曲／E.PRESLEY、V.MATSON
日本語詩／忌野清志郎
何言ってんだー ふざけんじゃねー 核などいらねえ
何言ってんだー よせよ だませやしねぇ
放射能はいらねえ 牛乳を飲みてえ
何やってんだー 偉そうに 世界の真ん中で
OH MY DARLING,I LOVE YOU 長生きしてえな
オリジナルはご存じエルビス・プレスリー。
「何言ってんだー、ふざけんじゃねー」とダジャレな歌詞だが、テーマである反核へのメッセージは極めて真面目。その辺りのチグハグさがちょっと残念。
「放射能はいらねぇ、牛乳を飲みてぇ」と言うのはさすがの清志郎節。
Ｂ面
SUMMER TIME BLUES
作詞・作曲／E.COCHRAN、J.CAPEHART
日本語詩／忌野清志郎
暑い夏がそこまで来てる みんなが海へ繰り出していく
人気のないとこで泳いだら 原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ 何のため？
狭い日本のサマータイムブルース
電力は余ってる 要らねえ もう要らねえ 要らねえ 危ねえ
オリジナルはエディ・コクラン。反原発がテーマ。
歌詞のアイデアは子供ばんどのバージョンを取り入れている。（子供ばんど以前にオリジナルがあるのかもしれないが）
バッキングVo.は元おニャンコクラブの高井真巳子、セリフは三浦友和、怒声（笑）は泉谷。すげぇ組み合わせ（苦笑）
