初期のRC・サクセシ...
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ＲＣサクセションの作品キミかわいいね／あの歌が想い出せない
１９７２年７月５日／シングル／東芝EXPRESSレーベル
ずいぶん地味なジャケットになってしまったのは、売れなかったために予算を減らされたんだろうか？
こんなひねくれた歌を当時のフォークファンがすんなり受け入れてくれるはずもなく、このシングルもほとんど売れなかったそうである。
Ａ面
キミかわいいね
作詞／忌野清志郎
作曲／肝沢幅一
編曲／破廉ケンチ
キミかわいいね でもそれだけだね
キミかわいいね お人形さんみたい それだけさ
キミと話してたらぼくこんなに疲れたよ
酒でも飲まなきゃキミとはいられない
シラフじゃとても一緒にいられない
ぼくはさよならするよ 男には困らないだろう
「顔はかわいいけどそれだけだね」というひねくれた内容。無理矢理裏声で歌ってるところも人をバカにしてて素敵。
Ｂ面
あの歌が想い出せない
作詞／忌野清志郎
作曲／武田清一
編曲／破廉ケンチ
この街角一人 なんのあてもない
ついてないよ ぼくに雨も降りだした
曇った街並み ぼくには歌う歌もない
君がいつも歌ってた あの歌が想い出せない
かぐや姫のアルバム「はじめまして・・・かぐや姫フォーク・セッション」のために書いた曲をRCでもリリースしたもの。
作曲はRCの前身バンドのThe Remainders of The Cloverで活動し、後に自らのグループ「日暮らし」を結成する武田清一。
