Amazonのダウンロード販売
不思議/甘いシル
1984年7月21日/シングル/東芝EMI EASTWORLDレーベル
古巣・東芝に移籍しての初シングル。
歌詞カードとレコードを入れる袋が一体になったジャケット。
A面
不思議
作詞・作曲/忌野清志郎
編曲/RCサクセション
55階のホテルの部屋 800はルームナンバー
おまえと二人窓から夜の街を見下ろす
ああこの街で会えるなんて不思議
RCのサイケデリック路線の曲の一つ。
N.Y.に行ったとき、偶然好きなミュージシャンに出会ったことをモチーフとして書かれている。
「55階のホテル」(五重の誤解)、「800はルームナンバー」(嘘八百)などと、シュールな歌詞も特徴。一般の人には難しすぎる曲か?
清志郎は「絶対売れると思った」らしいが、日本じゃ絶対売れないよなあ。でも俺は好きな曲。日本じゃRCぐらいしかやんないよね、こういう曲って。
FEEL SO BAD収録のものとは別バージョン。ミックス違いらしい。
曲の元ネタはカルロス・サンタナのオエ・コ・モバだろう。
B面
甘いシル
作詞・作曲/忌野清志郎
編曲/RCサクセション
甘いシルをすー、すーすーすー
Oh Baby おいらのシルは甘い
Ya Baby しびれるくらい甘い
ヨダレたらしてムラガルガルガル…
吸い尽くすまで離しちゃくれねー
シルとかなんとか言ってるから、性的なことを歌ってるのかと思ったら、事務所に利益を吸い上げられていることを皮肉っているんだね。(むろんダブルミーニングなんだろうけど)
「お前も俺も、ナメられるくらい甘い」なんて、かなり自嘲的だ。やっぱり「会社にナメられてた」って思いがあったんだろう。
あまり言いたくはないが、いかにもB面の曲という感じがする。