Macの肝／第３世代の新しいiPadを買ったよ

USBケーブルとコンセント、１枚ペラにiPadの電源の入れ方とWebのユーザーガイドへの案内が書かれた紙、保証規定、マークのシールなどが入っている。
MacBookなどには付いている液晶を拭くためのクロス等は付いていない。

Retina（レティーナ）ディスプレイと呼ばれる高精細な液晶ディスプレイを引っさげて第３世代のiPad（以下新iPad）が登場したのが２０１２年３月１６日。
これまでiPod touch（第２世代）を使ってきたけど、もう最新のiOS5が動かないし、電子書籍にも興味があるので、ちょっと無理して買っちゃったよ！(≧∇≦)
32GBモデルにしようかと思ってたんだけど、わずか8,000円差で64GBモデルが買えるから、さらにもうちょっと無理してみちゃったよ。

CMでもMac雑誌でもネットニュースでもさんざっぱら言われてるからもう聞かされるのはうんざりだと思うけど（笑）、Retinaディスプレイはたしかにきれいだわ。
MacOS Xが登場したとき、アンチエイリアスがかかった文字でも十分きれいだったのに、新iPadはさらにきれい。
パソコンのディスプレイってピクセル数が増えても広い領域を見られるように縦横の幅が増えていったけど、iPadやiPhoneはディスプレイの密度が高くした。
つまり、今まで縦横24ピクセルで１文字を表してたのを48ピクセルで表すようになったわけだ。画面全体は狭いけど、小さい文字でもきれいに見える。
電子書籍のように、表示デバイスを大きくできないメディアを表示するのに適してるよね。

１０時間ももつというバッテリー。そのかわり充電時間も長く、バッテリーが切れた状態からフル充電するのに８時間近くかかるという。

たとえばiPod touchであれば、ケーブルをつないで充電しながら使っていても充電の方が勝ってしばらくするとフル充電になってくれるが、新iPadの場合なかなか充電容量が増えなかったり、重い処理をさせていると充電容量が減ることすらある。電気の使用に充電が追いつかないわけだ。
そのせいだろう、店頭のデモ機は充電ケーブルがつながれたままでも充電容量が低いものが目につく。
消費電力の大きさを補うための大容量バッテリーのおかげで長時間使用できるものの、充電にも時間がかかるというちょっと皮肉な結果になっているわけだ。

しかし、１０時間ももつのだからちょっと使ったくらいで充電が空になるということもない。多くの場合、夜寝る前に充電を始めれば、起きるまでにはフル充電されているだろう。

なお、MacのUSB端子につなぐよりも、付属のコンセントを使った方が早く充電できるようだ。

同じiOSだからiPhone用、iPod touch用のアプリもだいたい動く。
iTunesを使えば、これまでiPhone用にすでに購入したアプリも無料でインストールできる。（同じAppleIDであれば）

iPadに最適化されていないアプリは、画面中央にiPhoneの大きさの画面が出てくることとなる。
右下に２倍表示のボタンが出るため、これを押せばiPadの画面いっぱいにアプリの画面が広がるが、２倍にしてもフォントがビットマップ画像としてそのまま拡大されるため、解像度は粗くなってしまう。
単なる画像であればやむを得ないとも思うが、フォントくらいはスムージングしてくれないとRetinaディスプレイがもったいない。

iPadを横にしてもiPhone画面は縦のままだ。ただし、アプリが対応していれば画面の中はちゃんと連動して横位置になってくれる。