Macの肝／iOS6人柱情報

２０１２年９月２０日にリリースされた最新のiOS6をさっそくiPadにインストールしてみたよ！

２０日の昼間、iPadの設定／ソフトウェア・アップデートから数時間かけてダウンロード。
Siriを使うか？　などのいくつかの質問に答えるとインストール完了となった。

リリース前から一番心配されていたのがこれだ。これまでのGoogle MapsからApple製の地図に変更になった。故スティーブ・ジョブズがAndroidOSに気分を悪くしたためとも、Googleが一定以上のMapAPI使用に対して使用料を取るようになったためとも言われるが、この際どっちでもいい。とにかく、別なものに変わってしまったのだ。

WebのGoogle Maps。
いろいろな情報が細かく表示されている。

新しいiOS6のマップ。
すっきりして見やすい気もするが、もうちょっと詳細な情報がほしい。

誤った表記がいっぱいある

羽田に大王製紙ってナニ？地図の精度や情報量についてはさすがGoogleの方に一日の長がある。Appleの地図は施設名の間違いなども数多く見られる。もっと精度を上げてから満を持して変更すればいいものを、いくら仲が悪いったって、ユーザーが不便になるタイミングでなんで変更するかねえ？

な〜んか不完全

待ってても部分的に解像度が粗いまま。

有名観光地なのに写真がモノクロ…。

３D表示

日本も地形には対応3D表示は、日本でもある程度の地形情報には対応しているようで、ボタンを押すと（日本指で画面を上下にやってもいい）地図が倒れて地形がわかる。
２本指で方向を回転させることができる点はGoogleEarthにも通じて便利だ。

アメリカの大都市を表示させると左下の「３D」表示がビルディングマークに変わり、高精細な３D表示がされる。でもやっぱり読み込みは遅い。
一度読み込んだ部分はAppleの言うとおり再読み込みせずに回転することができるが、読み込んでいない部分を表示しようとすれば当然その部分に関して読み込みが発生してしまう。
未来っぽいテクノロジーではあるが、ベクトルデータとテクスチャーデータが大量に必要になるため、もっと回線が高速になるかしないと、ストレスのない表示は実現できないだろう。

地図のブックマークはApple製にもそのまま引き継がれているので、その点は安心だ。

当然といえば当然なのだが、iOS6の地図のAPIを使うアプリは、表示が自動的にApple製に置き換わっている。

全体的に見て、やはり完成度が不足している。AppleはiPhoneとかで儲けてるんだから、自社製品の目玉機能の一つにはちゃんと金をかけろよ…って思う。

細かい使い勝手を改善して欲しい

施設のアイコンを押すと表示される電話番号が、「＋８１」などから始まる国際電話番号で登録されているものが多くて見づらい。
世界中からアクセスできるからなのだろうが、日本国内で見る場合は普通の市外局番からにしてほしい。

SafariでGoogle Mapsを使おう

SafariでGoogleMapsのページを開き、それをホーム画面に登録することで今までの地図をある程度再現できるのが幸いだ。
ただしiPadのようなモバイル向けの対応が不完全なのか、表示が遅かったり止まってしまうこともある。
（マイマップなども利用できるので、こっちが便利なこともある）

航空写真に地図を重ねた表示で、Googleの方が細い道まで表示されている。Appleの方は主要な道路だけだ。
Appleの方も「標準」表示にすると細い道まで表示する。

これまたGoogleとの不仲からなくなってしまったYouTubeアプリ。
Googleからオリジナルのアプリが出たけど、iPhone用なんだよね。iPadだと拡大表示して使うことになる。

イベントのタブがなくなってしまい、写真の検索に再び時間がかかることに…。なぜこういう機能の退化をさせるんだろう？

もっといっぱい不具合が出て困るかと思っていたら、思いの外不具合が少なくてホッとしている。

Newton International Edition

電子雑誌を購読するNewsstandを起動すると、起動はするのだが、中にインストールしてある科学雑誌Newton International Editionを起動しようとするとNewsstandが終了してしまう。
こちらは５日したほど後にアップデータが出て直った。

BB2C

２ちゃんねるブラウザーのBB2Cは、最新の書き込みを見ようとしても途中でスクロールが引っかかってしまう。