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つ・き・あ・い・た・い/窓の外は雪
1982年12月15日/シングル/ロンドンレコードBARCAレーベル
R&Bの匂いをぷんぷん漂わせている。サマーツアーからRCを知ったファンはあまりの変貌ぶりに驚いたろうし、昔から知っているファンはまた元のRCに戻ったと思ったろう。
「窓の外は雪」がなかなかCD化されないんだよー。どっかベストにでも収録されてなかったっけ?
A面
つ・き・あ・い・た・い
作詞・作曲/忌野清志郎
編曲/RCサクセション
もしもおいらが偉くなったら
偉くないやつとはつきあいたくない
たとえそいつが古い友達でも
いくらいいやつでもつきあいたくない
だけどそいつがアレを持ってたら
俺は差別しない
Oh つきあいたい
昔どんなに世話になった奴でも、今も頑張ってる奴じゃないとつきあいたくない…というように、逆説的にハッパをかけているという解釈でいいものか。
前のレコード会社、キティレコードのスタッフに向けられていたのではないか? という関係者の話もある。(2013年のフジテレビのCS放送の副音声座談会より)
ザ・スターリンの「MONEY」とともに思想家・吉本隆明がほめたことでも有名な曲。
ちなみに後にタイマーズの「偉人の歌」では、「もしも僕が偉くなったなら 偉くない人達や冴えない人達を忘れないさ」と歌っている。
B面
窓の外は雪
作詞・作曲/忌野清志郎
編曲/RCサクセション
“あーあ、とうとう裸にされちゃった”なんて言いながら
あの娘が起き上がる朝 窓の外は雪
寒いから 寒いから あの娘抱きしめる
とてもあったかいのさ 窓の外は雪
ぼくらは薄着で笑っちゃう ぼくらは薄着で笑っちゃう…
裸で抱き合うことを歌っても、全然いやらしくない。こんな素敵な歌だってできるんだ。
歌ってるのはもちろん「性」なんだけど、「清」のレベルで歌っているところはさすがだ。