カレッジポップス・コ...
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ＲＣサクセションの作品宝くじは買わない／どろだらけの海
１９７０年３月５日／東芝EXPRESSレーベル
デビューシングル。譜面まで付いた豪華なジャケットだった。
ジャケ写真がドテラスタイルってのがいいね。
レコーディングはRCでおこなったのだが、 清志郎のヴォーカル以外は伊勢田トリオというスタジオミュージシャンの演奏に置き換えられていた。いくらなんでもそれは悲しい。
値段400円かあ。昔はなんでも安かったね。
Ａ面
宝くじは買わない
作詞／忌野清志郎
作曲／肝沢幅一
編曲／RCサクセションとその友達
宝くじは買わない
だって僕はお金なんていらないんだ
どんなにお金があったって
今より幸せになれるはずがない
宝くじは買わない
だって僕はお金で買えないものをもらったんだ
お金で買えない君の愛をもらったのさ。400万円が当たっても…というところが時代を感じさせる。
ビートルズの“Can't buy me love”をモチーフにしたらしい。
Ｂ面
どろだらけの海
作詞／忌野清志郎
作曲／肝沢幅一
編曲／RCサクセション
I don't want go to the muddy sea.
あの娘は悲しそうに海を見た
汚れた浜辺で悲しそうに
どうして海はこんなに汚れてしまうのか
東芝の新人オーディションの時に歌われた曲。当時の時代背景を反映したプロテストソングだ。
当時は高度経済発展の陰で公害による環境汚染が深刻な問題になっていた。東京湾などでも生活排水、工場排水などで汚れ、ヘドロだらけの死の海と化していた。
今でも海底深くにはヘドロが残っているが、江戸前の魚が食べられるくらい汚染は改善されてきている。
歌詞の“I don't want go to 〜”が“I want go to 〜”と歌われているのはどういう理由があるのだろう？ “I won't〜”という説もあるけど。
