雨あがりの夜空に／THE KING of LIVE RC SUCCESSION

仲井戸麗市
2017年9月13日／音源ネット配信／Mastard Records／ 250円
10月18日／アナログシングルレコード／Mastard Records／1500円＋税

1980年に発表された、誰もが知るRCのそして日本のロックの代表ナンバーを、共作者でもあるチャボがセルフカバー。
ネットの音楽配信サービスで先行リリースされた後、10月には7インチのシングルレコード（ドーナツ盤だ！）としても発売される。（10月9日の日比谷野音でのチャボの67歳バースデーライブ「雨あがりの夜空に2017」で先行発売）
ジャケットデザインが、メンバーは違えどオリジナルレコードと同じなのが泣かせる。
同じなのはチャボだけだけど、年の流れを感じるよね。片山さん病気で痩せちゃったなあとか。

シングルレコードなら当然B面の曲があると思うんだけど、今のところその情報はない。カラオケ版でも収録しているのか、それとも珍しく片面だけか？

雨あがりの夜空に

RCでのリリース当時、周囲の勧めで「どうぞ勝手に降ってくれポシャるまで〜」の歌詞に変更したのを後悔しており、レコード発売前後以外のライブでは元々の歌詞に直して歌ってきた。
それを今回とうとうオリジナルの歌詞でのレコーディングとなった。

最初のサビが「雨あがりの夜空に輝く　雲の切れ間にちりばめたダイヤモンド」
間奏明けが「雨あがりの夜空に流れる　ジンライムのようなお月様」
最後が「雨曲がりの夜空に吹く風が　早く来いよと俺たちを呼んでる」
清志郎は最初のサビと間奏明けのサビを逆にして歌ったりもしてたけど、単純に間違えてたのかな？(^^;)
個人的にはRCのシングル盤の歌詞を先に聞いたこともあって、「ポシャるまで〜」の歌詞に馴染みがあるが、オリジナルな歌詞はまた別の印象がある。
車（女の子の機嫌）が壊れちゃって発車も発射もできない中で、夜風が「早く来いよと俺たちを呼んでる」っていうのは、早く直してまたぶっ飛ばしに行こうぜっていう感じの前向きな内容だよね。

サビの「こんな夜に」の部分はこのサイトのEXTRAでも取り上げてるけど、ライブとかでカバーする人がみんな音程間違える箇所。一緒にやってた春日博文でさえ最近まで間違いに気づかなかったらしいし（苦笑）
その点、チャボはさすがに間違えずに歌ってる。
ブルーデイホーンズのサックスも入っていい感じ。