Macの肝／Mavericks人柱情報

日本時間、２０１３年１０月２３日早朝、Appleの新製品発表会において、iPad AirなどとともにMacの最新OS、Mavericks（マーベリックス）が正式発表され、即日リリースされた。
アップデート価格は無料ということもあり、さっそく「Appleが無料のOSを出したんだってな？　うちのWindowsパソコンにインストールしてみるか」という冗談とも本気ともつかないことを言う人がいるんだとか（笑）

OSのファイル容量は５GB以上あったのに、AppStoreからのダウンロードは３０分もかからず終了し、その後２０分もかからずにインストールと設定作業が終わった。

見た目はほとんど変更がない。
アプリもMountain Lionで動いていたアプリは今のところほとんど動いている。（手持ちのアプリの中ではエプソンのスキャナドライバがまだ非対応だが、じき対応すると思う）

便利になったFinder

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Finderにタブ表示機能が付き、複数のウィンドウを扱う際に画面上が散らからずにすむようになった。
またツールバーから簡単にファイルにタグが付けられるようになり、検索性も上がった。
大げさな新機能より、これらの細かな改良は大歓迎だ。

マップが付いたけどバギー

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SnowLeopardあたりからiOSとの同化政策が進められているが、とうとうMacにもマップアプリがリリースされた。
基本機能はiOSのそれと同等だ。でもこっちはまだバグがあるようで、地図の読み込みが遅かったり、地図が断絶して表示されたりする。

iBooks：Macでも電子書籍を読もう

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今までiOSにしかなかったのが不思議なくらいなのがMacで電子書籍を読むアプリだ。
サードパーティーのはよく知らないけど、Apple純正のiBooksアプリはようやくMavericksから搭載された。
iOSとは共通のAppleIDによって購入した本の情報が同期されるため、Macで新たに買い直すことなくiOSで購入した電子書籍を読むことができる。
もちろん文字だけの小説ばかりでなく、ゲゲゲの鬼太郎からワンピースまで、マンガも多数売られている。
iBooks storeの電子書籍って、電子書籍のわりにあんまり安くないのが残念なんだけどね。

ちなみにiBooks storeの最大のライバルと思われるAmazonのKindleは、iOSにはリーダーアプリがあって重宝しているが、Mac版のリーダーアプリは日本のAmazonのアカウントでログインできないというサービス上の致命的な欠陥がある。こっちもなんとかして欲しいのだが。

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Mavericksのリリースと同時にiLife、iWorkのアプリも一斉にリニューアルされた。すでに前のバージョンをインストールしていた人には無料でアップデートされた。
Mavericks版のそれとiOS7版のそれが両方アップデートされ、互いに最新のOSでなければ使えないので、片方のOSだけアップデートをかけた場合書類の互換性が失われてしまうので注意が必要だ。

とりあえずNumbersを使ってみた。
これまでNumbers’09というようにリリースされた西暦がアプリ名に付いていたが、ずーっとメジャーアップデートがなかったこともあってか、今回からNumbers3.0と普通のバージョン票気になった。

フォーマットを設定していたインスペクタは、フローティングウィンドウからウィンドウ内右に変更された。
うれしかったのは使いにくかった罫線の設定が、Excelのような設定方法になったことだ。かなり使いやすくなったと思う。
他にもかなり気合いの入ったアップデートがされたようなので、気付いたらまた追記する。

Nmubers3.0でアンドゥーが効かないことがある

コピー＆ペーストをした後にやり直そうとしても効かなかった。まだ対処方法はわからない。

Finderが再起動を繰り返す

Finderが再起動を繰り返す現象が起こり、Macを再起動しても直らなかった。
Googleドライブが干渉を起こしていたようで、Googleドライブの接続を一度切り、念のためローカルドライブの中身を別に移動しておき、再度ドライブに接続、バックアップしておいた中身を戻したところ、不具合は直った模様。

外付けハードディスクデータ消失の恐れ！

MavericksをインストールしたMacで、外付けハードディスクのデータ消失の報告がされている。
米HD大手のWestern Digital（WD）社は、同社製および他社の外付けHDでデータ消失が起きているとし、Mavericksへのアップグレードを当面中止し、必要な処置をとるよう顧客に呼びかけている。
１１月５日朝の時点において、同社製だけでなく、eSATA、Thunderbolt周辺機器にも影響している可能性がユーザーから多数報告されている。
同社は「WDドライブ・マネージャー、WD Raidマネージャー、WD SmartWareアプリケーションとの関連を調べている」とし、Mavericksにアップデート時、またはすでにアップデート済みの場合、これらのアプリを削除し、Macを再起動することを勧めている。
WD社製以外の機器でも影響があるようなので、注意が必要だ。